簿記1級勉強記_20201115

第156回 日商簿記検定1級を受験してきました。

 

あさイチでの試験開始は、2019年2月に受けた3級以来かな?

あの時は遅刻したな……と過去を思い返しつつスタート。

9時から説明開始で、試験時間は9時15分~10時45分の90分だった。

 

商業簿記は、珍しく大問一つの構成になっていて驚く。

普段は総合問題が一つだけど、今回は中くらいの分量で二つ。

 

一問目はB/Sの純資産の部を作成する問題。

普段ならS/S作成で問われる内容をB/Sで問うものだった。

 

新株予約権の行使時に自己株式を使う仕訳でイージーミスして、

ここだけで3点(TAC配点)は落としててもったいない…

直前にも復習してたけど、問題文を読み違えてしまった。

 

二問目は連結P/L作成。これは難しかった。

本試験で初見の仕訳はまず正しく切れないなと実感した。

(親子間取引が少し複雑になると、成果連結仕訳を切りにくい。。。)

 

会計学は大問が3つ

1.理論

2.有価証券(外貨建含む)

3.理論

 

理論対策は直前には少ししてたけど結局詰めが甘く、半分しか当たらず。

 

2問目の有価証券も、その他や満期保有で円建てと外貨建てが両方あり、

どちらも正しく集計しないと当たらないタイプの問題で解きづらかった。

 

TACの公開模試でも会計学で有価証券出てたから、解けた人は多いのかも?

(外貨建の有価証券はすぐ内容を忘れてしまう……)

 

 

解答用紙の回収後、15分の休憩時間を挟んで、11時15分から12時45分までの

90分で工業簿記・原価計算の試験。

 

工業簿記は、予想してた標準原価計算は出題されず、以下の3問だった。

1.理論(原価計算基準から)

2.材料費会計

3.労務費会計

 

TACの工原テキストでいえば、ほぼ1冊目だけが出題された感じ。

 

理論はヒントありだったため、5問中4問は当たった。

 

材料費は、内容は単純(おそらく2級レベル)だったけど、

とにかく問題文が読みづらくて、何が問われているのか?

自分がすべき計算は何か?を読み解くことに苦労した。

 

本当にこの答えでいいのか?単純すぎない?ってすごく迷ってた。

結局直さなくてよかった回答が多くて安心した。

 

労務費は満点取れた気がしたけど、一つ間違えてた。

後でTACから解説が届いたらまた復習したい。

 

原価計算は、またまた活動基準原価計算(ABC)が出た。

(最近の本試験から3連続かな?よく出てたのにしつこいね)

 

一部用語の穴埋めは間違えた(VE = Value Engineeringとか思い出せず)けど、

計算の複雑さは2級レベルで、問題なく解けた。

これも、問題文をちゃんと読み解いて、条件の見落としとか計算ミスが

なければ、とても解きやすい問題に感じた。

 

時間が20分くらい余ったけど、途中退室はしないで検算してた。

(3~4割くらいの人が途中退室してたように思う)

 

工原の答案が回収されて、解散は12時50分過ぎくらいでした。

 

TAC発表の解答速報で自己採点してたところ、下記の通り。

商業簿記 11/25
会計学 10/25
工業簿記 20/25
原価計算 23/25
合計 64/100

 

商会の足切りが怖いなあ。これが何とか回避されて、傾斜配点が

万が一うまくいけば合格もあるか!?(正直厳しいと思うけど)

 

結果は2021年1月と年明けなので、しばらく結果のことは忘れます。

 

TACの答練や公開模試などで、いかに甘い理解しかしていないかを

実感する日々だったので、引き続き2021年2月試験を目指して、

勉強を継続していこうと思う(エンジンを切らずに……)

 

ひとまず、本日の第156回 日商簿記検定試験お疲れさまでした。